【緊急】大阪府北部地震につきまして
2018/06/18
関係各位殿
このたびの大阪府北部地震に際しまして、大阪府ならびにその近隣で被災された方々に衷心からお見舞い申し上げます。
さて、一般社団法人日本脳神経超音波学会ならびに日本栓子検出と治療学会(エンボラス学会)では、被災地での車中泊などに伴って発生するいわゆるエコノミークラス症候群の予防啓蒙活動をいたしております。
つきましては、今回、被災された方々、とくに自家用車などの車中で長時間過ごされる方々に下記のようなエコノミークラス症候群予防の呼びかけをお願いいたいとおもいます。火急なことでまことにご多忙中申し訳ございませんが周知方等よろしくお願いいたします。
重ねて、今回の地震の被害に遭われた方々のご無事と被災地域の一刻も早い復旧を心からお祈り申し上げます。
記
地震災害で被災され避難生活をされている方へ
地震などの大災害後の避難生活で、肺塞栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)が生じることがあります。生命にも危険な状態になることが多い病気です。以下のような点に注意してください。
余震の発生等で車中泊を余儀なくされる方もいらっしゃると思います。
車中泊する場合は、なるべくゆったりした服を着て、箱を奥などして座席で足を降ろさないで寝るように工夫する、
いわゆるフルフラットシートにする。水分を十分摂取する。数時間おきに社外に出て歩く、または車内でふくらはぎをマッサージする。
足指でグーを作るなどです。
以上、ご周知方よろしくお願いいたします。
平成30年6月18日(月)
日本栓子検出と治療学会 理事長 内山 真一郎
一般社団法人日本脳神経超音波学会 理事長 高瀬 憲作